アイドルは愛である

旧 i@yume../ アイドルネイティブな私の気持ち/ジャニーズって何だ?をhatenaにする

画面に向かうSixTONES、舞台に向かうSnow Man

今週のお題「わたしの好きな色」


今回書くのはジャニーズ事務所に所属するジャニーズJr.のSixTONESSnow Manのライブについて。はじめに言いますがこの2グループを比べたくて書いてるわけではございません。本当に


たまたま横アリ単独公演でチケット確保できたのがこの2グループだったのと、同時期に別の2グループのライブを見て“そっか、グループによってここまで見せ方変わるのか…”と改めて感じた部分があったので。そして、そういった3月に横アリに行った時の感想、が今更まとまり始めたので書きます。


あと、グループごとのパフォーマンス比較とか紹介記事書いてるwebメディアの記事って近頃はいくつも出ていると思うのですが。そのどれもが“当たり障りのないこと”や“表面的に見てわかる特徴”しか書いていなくて、本当に調べたらすぐ出てくる情報が主で。


そのように感じることが多かったので、今回はより其々のグループのポイントやステージングを捉えた表し方をした、紹介記事が書ければいいなと思っております。じぶんが上手いことそのように書けるのかわかりませんが、できる限りやってみようと思います。


ライブを経ての超簡単な感想&個人の意見はこちらにも書きました。
www.idol-ideal.jp


其々のグループ紹介

この記事を見てくれてる方には、もちろん彼らのファンの方も多いと思いますが、今回取り上げる2つのグループについて「ちょっと調べてみよう」「どんな違いがあるんだろう」そんな風に思いここにたどり着いた方のために、今一度紹介しておこうと思います。

SixTONES(読み:ストーンズ

以下年齢順:高地優吾京本大我、田中樹、松村北斗ジェシー森本慎太郎の6人で結成されたジャニーズJr.のグループ。2018年にYouTubeアーティストプロモキャンペーンに起用された。


※アーティストプロモに関してはこちらに詳しく書いております。

www.idol-ideal.jp


メンバー全員芸歴は10数年。グループの結成自体は2015年。前段階的な集まりとして、『私立 バカレア高校』という日本テレビの深夜ドラマ(AKB48とダブル主演のような形)の存在がある。このドラマでメインキャラクターを務めた6人が紆余曲折ありつつも再び集まったグループ。京本政樹の息子がいたり、一度デビューを経験していたり、家族に元ジャニ・デビュー組を持つメンバーで結成されている等の背景から、比較的事務所内エリート系のメンバーが集まったと言われることが多い。


Jrのコンサートや自身の単独ライブでは、披露するカバー楽曲にKAT-TUNのものを良く選んでおり、一般的に"ジャニーズらしい"とされるようなキラキラとした可愛らしいアイドル像とは距離を置いた演出を見せている。おしゃべりなメンバーが多くMCが非----常に長いことで有名。

SnowMan(読み:スノーマン)

以下年齢順:深澤辰哉、佐久間大介渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平向井康二目黒蓮、ラウールの9人で結成されているジャニーズJr.のグループ。元々Mis SnowManという8人のグループだったところから、やんわりとSnow Manという6人組に変わり、2019年1月に3人追加(メンバー名の後ろの三人)され現在の形となった。


初期Snowman(6人)は『滝沢歌舞伎』の常連出演Jr.で、かつグループ名の名付け親が滝沢ということもあり、ライブの選曲にはタッキー&翼の楽曲がカバーされることが多い。だいたい少なくとも3曲くらいは入ってる。この6人もSixTONES同様、もしくはそれ以上に芸歴は長い(後続加入の向井も同じくらい)。最年少のラウールと最年長の深澤は一回り程年が離れている。9人体制となった状態で、滝沢秀明引退後の『滝沢歌舞伎』を受け継ぎ、『滝沢歌舞伎 ZERO』として主演公演を行った。


6人時代は身体能力の高さが抜きん出ており、アクロバティックなパフォーマンスを目にすることが多かった。9人にメンバーの数が変更になってからはアクロバットを取り入れた演出を確認できていないが、今後に期待したいところである。ラウール君は唯一まだ未成年。やばい


(個人的に、由来が分かりそうでわからない/一見カッコよさそうでそうでもない 感じの既存の言葉がグループ名になってるところにジャニーさんイズムを感じます。嵐、とかね。さすが社長のスぺオキタッキー)

ストの横アリについて

さて、ある程度今回取り上げる2つのグループに対する知識を入れられたところで、本題に入っていきたいと思います。


今回私が行ったのはSixTONESのコンサート『CHANGE THE ERA-201ⅸ-』。3月22日の公演です。

例に倣って、今回も披露した楽曲が8割KAT-TUNといっても過言ではないKAT-TUN推しのセトリ。 本人たちがかなり意識的に選曲したのでしょう。でないとジャニーズ事務所の中であの選曲にはなかなかならないはず、それくらい、グループが今後押し出していきたい「色」を強く濃く出した構成になっていました。


大人な空気を纏った歌詞や全英語詞の楽曲も積極的に用いていて、ある意味ジャニーズらしくないスタイリッシュなコンサートでしたね。


「ジャニーズは上から現れる」*1定説を行きながらも"ただ吊られているだけ"にはならない今っぽいオシャレな見せ方のOP登場があったことや、一人一人のソロコーナーがあってメンバー其々の個性をお客さんへアピールする時間を設けている所から、"ジャニーズ所属のアイドル"っぽさを残しながら、「今」な感覚を忘れないよう努めてることが感じられて、全体的なバランスが良い公演だったという印象を受けました。


会場全体でとにかく楽しむ"おもしろコーナー"的な時間も、Mr.ZUDONのうたを使った盛り上げ方で、オシャレな笑いに消化しているところにも「さすが、ジャニーズをデジタルに放つ新時代やな」って感じでした。(実際会場いた時はギャーギャー騒いでたからこんな冷静に分析できなかったけど笑)



SixTONESのライブはここまでで書いた内容でも十分特徴的なんですが、この他にも言いたいことがありまして。私が2グループのライブ参戦を通して感じたストライブの最大の特徴は"画面映えする演出の比率が高い"ところにあります。


今回、座席が天井(スタンド席のマジ果て、超後列)ってほどじゃないけどわりと遠い場所だったんで、彼らの姿もステージも近くで見ることはありませんでした。そんな位置から見てると、面白い演出なんだけど、なんか置いて行かれた感がある場面が今回けっこうあったんですね。


例えば、「JAPONICA STYLE」の演出。曲の後半?あたりで超大量のドカ雪桜を使ってたんですけど、あまりにも量が多くて。花吹雪はかっこいいけど、何というか局所的に鮮やか…みたいな。まじ花びら多すぎてメンバー見えないし、何もわからんかった。でも、ISLAND TVの配信を見てみたらすごく画面に映る映像が綺麗だったので、「あぁ、これが見せたかったのか!」とあの演出の意図が腑に落ちたことを覚えています。


あとこれは本人達の技術的な問題でもありますが、ストーンズはダンスが揃わない/揃えないので遠目で見てもあんまり踊りのまとまりがなくて、バラバラなんですよね。かつ本気でがっしり踊ってる姿を見ることの方が少ないので、歌唱中の動きがカメラアピールになりがちだし。

振り付けもどちらかというとコンパクトにまとまってることが多くて、空間を広々と使うというよりも定点から見たときに面白い構図、かっこいい仕草がたくさん盛り込まれています。しっかり踊ってなくて、かなり個人で崩しまくってるんですが、寄って見る分には表情までわかって良いですよね。


こういった要素から、描が寄った時に効力を発揮する/最大限魅力的に見える魅せ方をメインに彼らのパフォーマンスは考えられていて、そして彼ら自身もそれが上手いんだなと。そんなグループがSixTONESなのだと思いました。


テレビやスマートフォンの画面を通してみるとめっちゃめっちゃかっこいい。ユーチューブファンフェスタの動画が、彼らのステージの特徴がとてもわかりやすいと感じたので、見てみてください。


SixTONES @ YouTube FanFest Music JAPAN 2018 | 「JAPONICA STYLE」「IN THE STORM」「Amazing!!!!!!」


「Amezing!!!!!!」のはじめの胡座かいて座るダンスとか。(これはYouTubeさんの撮り方が上手いのもあるけど)映像で見るとすごく面白い。ただ、遠くの席から見ててもインパクトは強いけど迫力はびっくりするくらいない。Hey!Say!JUMPの「瞳のスクリーン」のサビの振り付けがめちゃめちゃいい例です。テレビ番組等で手元がアップで写ったときの印象は強くて、その時には映える振り付けなんです。けどこれ、実際にジャンプのライブに行った人ならなんとなく伝わると思いますが、ドームクラスで見ると全然動きが無くて、何やってるかわかんないんですよ。


クリエくらいの近さがある箱なら後席までなんとなく楽しめるんだけど、アリーナクラスになるともう少し大きい見せ方をするとより楽しめたのではないかな。OP明けのミラー使った着替えの演出とか特に。けども、配信やアーカイブ的にYouTubeなどに残るであろう映像にはめちゃくちゃ綺麗な形のものででき上がると思うので、デジタル時代のジャニーズとしてそれはそれで素敵ですよね。

スノの横アリについて

では続いて、Snowmanについてです。

私が行ったのは『雪 man in the show』。3月25日の公演。

長く6人で続けてきたスノーマン。そこに三人の新メンバーが加入する、と知らされてから初の9人でのステージ。現場の雰囲気はどうなるんだろう?6人で歌っていた楽曲はどうなるんだろう?パフォーマンスはどうなるんだろう?

そんなタイミングということもあり、上記のような不安を持っていた方が多いコンサートだったのではないでしょうか。


実際にライブを見て受けた印象としても、自分たちの見せたいものを見せるというよりも、披露する楽曲や取り入れたパフォーマンスは新メンバー/新体制になったことのお披露目と今後の決意表明的な場として機能していたように思います。


先ほども簡単に書きましたが、今までグループの強みだったアクロバットが全く見られなかったことは残念でなりません。曲名「Acrobatic」やのに全然アクロバティックじゃないとか。ツッコミどころはありました(笑)


しかし、たとえ身体能力で見せるアクロバティックな動きはなくとも、人数を活かした花道でのダンスにはとても迫力がありすごく楽しめました。振り付けや立ち位置は決まっていたとしても、実際やるのは本人たちですからね。9人という人の多さがあるからこそできるパフォーマンスを理解しているグループなのだと思います。


カバーで選んだ楽曲もけっこう色んなグループから引っ張ってパフォーマンスしていて、ジャニーズらしい楽しさのあるコンサートでしたね。盛り上がる曲がたっくさん詰め込まれて「もうとにかく楽しい!!!!!」って気分になれるコンサート。上がって上がって上がって上がって上がってクールに決めてまた上がる、みたいな。本当に、ジャニーズの王道エンターテインメント的な曲の組み方だったように思います。


そんなジャニーズカウントダウンばりの構成の中にさらっと新体制のお披露目まで上手くこなしちゃうスマートさがマジで流石ですマンズ兄さん。


笑いとる場面でも、どこか舞台作品の中に挟まれる小ネタ感もありました。今回ステージに『滝沢歌舞伎』で人気のキャラクターも出てきましたしね。SMAPの中居君が得意とするような、従来のジャニーズっぽいバラエティ番組的な笑いの作り方でした。こういう場面一つとってみての雰囲気だって、外からは"ジャニーズJr."と一括りにされても、グループによって違いがあるんだから色んなグループを楽しむのも面白くなりますよね。


グループの方向性は見えなかったけれど、体制変更があって初のステージですから、そりゃ色が出なくて当然な気がします。人が変われば何を大事にするのかという軸も変わってきますし、それって秒速で決まるわけでもないですし。それでも、演出はさすがSnowman。今まで6人揃って先輩のステージにバックとして立つことも、舞台に出演する機会もたくさんありましたもんね。ステージの広さ、会場の大きさを活かしたパフォーマンス、見せ方をわかってるなと思いました。


本当にこれは何よりスノーマンのライブで強く感じたことでもあります。大きな箱の舞台で映える見せ方をよく理解している。すごい。うん


前に書いたライブレポっぽい記事(この記事内にもリンク貼ってます)にライブ参戦後すぐの感想ほとんど書きつくしたんで、被っちゃうしちょっと書くこと無いんですけど(笑)改めて言うならば、中盤と後半が特に凄かった!!当社比ですが


「蜃気楼」の演出のでかくて白い布()を使ったパフォーマンスとか、「FREEZE」からの「Make It Hot」の流れとかそこでの火柱の使い方とか本当-----に上手かったので。



ライブ動画自体は残ってないですが、彼らの身体性の高いパフォーマンスへかける意志はこちらの動画でご確認ください。特に宮舘涼太さんの足上げる高さがえぐいです。ダンスが武器だと言われることの多いTravis Japanともまた違った方向で踊りが魅力のグループだと思うのでぜひ。ラウール君もめっちゃ上手い。



Snow Man【ダンス動画】Make It Hot (dance ver.)

はい。


まぁこんな感じで私が二組のコンサートを見て感じた、それぞれのグループの特徴や良さ、今後に繋がるであろう傾向?をさらっとではありますがまとめてみました。毎回記事の最後の方、まとめに入ると文書が雑になるの申し訳ないです。はい


ストーンズは今後も画が映える演出を多くやっていきそうだし、スノーマンも今までの経験を活かしたような現場で映えるステージングは続けていくでしょう。まぁどっちにしろライブめっちゃおもろいからええね。あと変換めんどくて所々カタカナ&略称なことについても、重ねて、申し訳ないです。


方向性被っても面白くないし、事務所の戦略ありきだとは思いますが。それでも、ちゃんとそれを其々のパフォーマンスとして美しい見世物として昇華できているところにやっぱり尊敬するし、ジャニーズJr.って凄いなぁと思ってしまいます。


はぁ。これからも頑張ってチケット取りましょう。



ちなみに、今恵比寿状態を経て阿部お兄さんが気になってます。


www.idol-ideal.jp



またメンバーカラーが



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わいの推しは緑縛りか?

*1:「ジャニ研! ジャニーズ文化論」2012年、原書房